ライブスペースのある居酒屋 | 音と料理の店 ら | 大阪東心斎橋

音と料理の店 ら  電話 : 090-3487-1575
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なんかご飯

「おかあさん晩ごはんなあに?」
毎日聞いていた気がする
こんなものを食べたいと自分から言った記憶は、無い
食卓に並べられるのは、決して好きなものばかりではないけれど
どちらかと言うと苦手なものも混じっては居るけれど
それでも好き嫌いがほとんどなかったのは
母が、食事に手を抜かなかったからかもしれない

「今日、何食べたい?」と聞かれると
困ってしまう私が居た
どんなものが出てくるのかそれが、楽しみだったから
遊び帰りの家の外から匂いで解るおかずの日もあるけれど
嬉しくないおかずだと解ってしまっているけれど
それでも晩ごはんが楽しみだったのは
母が自分勝手に料理をしなかったからかもしれない

母の料理に失敗は、無かった
誰もいない時に母は、私を呼んで
「こんなの作ったけれど食べてみて」と
私にだけ食べさせて
「あらあ美味しいじゃない、今度おかずに作ろう」とか
「あら変な味、こんなの駄目ね」と
父も兄も祖母も知らない作戦会議

傘寿を越えた母は、もう料理を作らない
昔食べた味の作り方を聞いても
「忘れたわあ」と平気な顔をする
私が、母の手料理を食べなくなった頃の
母の年齢へと私がなって以来
なぜだか解らないけれど
子供の頃に食べた母の味を再現できるようになった

私の子供が成人し、別の生活をするようになって
そんな私が耳に出来るようになった言葉がある
「おなか減ったー」
「なんかご飯」
「エサちょうだい」
その人の顔を見ながら、おかずを盛る
お客さまに対して時には、苦手なものや
食べられないものを知らなかったり
忘れたりして盛る事もある
だけど次もやっぱり言ってくれる
だから仕入れをしながらくすくす笑う私が居る
仕込みをしながらニヤニヤしている私が居る

今日の「なんかご飯」を思い出しながら


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  • 2017.11.08 Wednesday
  • 10:41
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