ライブスペースのある居酒屋 | 音と料理の店 ら | 大阪東心斎橋

音と料理の店 ら  電話 : 090-3487-1575
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土筆と言う恋心

【糖尿病でお気楽に】は、また後日改めて続きを書かせて頂きます

あの日、私の好きな人が「土筆の話をいっぱいしよう」と言った
そして物語が、始まったのかもしれない

どうして土筆が好きなんだろうと思う
春 芽吹きの頃が過ぎ、緑の風が吹くようになると
見つけていた小さなスギナの流れに沿って土筆が顔を出す
小さい私は、新しいクラスの不安と喜び
土筆の様に芽生えた折れそうな幼い恋心に
それが壊れないように丁寧に土筆を摘む
水の流れるうららかな日差しの土手に
そんな想いを投影していたのだろうか

祖母の喜ぶ顔、母が褒めてくれること
そして誰にも言えない小さな恋心
か弱い茎が折れないように丁寧に摘んで
綺麗に掃除をしてハカマを取る
何も知らない私の芽生えた大切を育てるように
一鉢の素朴な料理へと手掛けてゆく

年を経て沢山の土筆料理を作った
おひたし・碗だね・天麩羅・和え物
下茹での具合で苦みを好みに合わせる
川魚の付け合わせや甘くした梅酢との相性も良い
玉子焼きに入れて口に嬉しい
寸切りにして佃煮も捨てがたい

そんな中で『土筆御飯』は、格別だ
普通の炊き込みご飯のようには、味を濃くしない
土筆と色目の人参と小さく切ったお揚げ
炊き上げて混ぜる前に鼻を寄せると
華やかな春の香りの向こうに
陽光と土手の風の匂いが混じる

『鶏飯』や『山葵飯』のように
丁寧に手を添えているからこそ
そのもの以上にその想いが薫る

壊さぬよう折れぬよう
幼き日の恋のように
今年は、そっと摘んだ土筆を
『土筆御飯』に育ててみようか


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  • 2017.05.28 Sunday
  • 05:22
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  • 2012/06/15 3:00 PM
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